日本画家であった祖父の家を引き継いだリノベーション。
段差の解消と基礎の補強を兼ね、土間を掘り下げてべた基礎を打ち、室内に取り込んだ。
主室。
既存の壁を取り払い、ワンルーム化した。
基礎を利用した中心の大テーブルは、床の間を改修したもの。
ワンルーム化により気積が増えたので、土間には温水床暖房を打ち込んでいる。
掘り下げた令和の床から、元の窓や梁を見上げる。
鉄骨階段は梁から吊ることで室内の見通しをよくしている。
2F新規の間仕切りは、家具のように構造から切り離して配置した。
和室は元の様子に近づけた。床の間に祖父の作品を飾る。
掘り下げた玄関。
内と外のバッファーゾーン。
用途 専用住宅 撮影 小島康敬 施工 エムエス工務